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くたばれサッチャー、『パレードへようこそ』

遅ればせながら『パレードへようこそ』を見てきました。80年代、まだまだ居場所が確立されていないゲイとレズビアンが、ストライキ中の炭鉱夫たちを支援する「炭鉱夫を支援するレズビアン&ゲイ(LGSM)」というグループを立ち上げ、炭鉱夫たちと連帯していくという実話に基づいた物語。サッチャー政権下、炭鉱夫のストライキのニュースを見て、「彼らも自分たちと同じように権力からいじめられている!」と考えて行動を起こす、LGSMの発想がいいね!

ウェールズの炭鉱町にロンドンからちょっと毛色の変わった連中が来るわけで、田舎の保守的な人たちは最初は、「初めて外国人を見るみたい」に戸惑い、面食らったり、拒否したりするのですが、彼らの熱意に動かされ、次第に心を通わせて、ともに厳しい現実に立ち向かっていく。

同じ時代を描いた『ブラス!』や『リトル・ダンサー』と同様、あの時代特有の閉塞感とやりきれない思いをユーモアと皮肉をうまく交えて丁寧に描いています。そして、最後の晴れやかなパレード場面は思わず拍手でしょ! お近くの映画館にやってきたら是非お見逃しなく。

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The SmithやFrankie Goes to Hollywoodなど80年代の音楽もたくさん流れて懐かしいし、当時のロンドンを知るものとしては、"f⚫︎⚫︎k you Thacher"でしたので、こんな話が現実にあったと知って痛快でした。と、同時に、「無理」と思わずに何事もやってみないと始まらないと思わされたり。国会議事堂前へ足を運ぶ自分を励ましてもらった感じもします。

出演者はビル・ナイを除くとあまり有名な人はいません(でも、顔を見ると、あっあの人だと顔は知っている人たちはけっこういます)。炭鉱町の頼りない世話人を演じるビル・ナイ、いつもロックンロールな感じでかっこいいおじさん役が多いのですが、これは実年齢の66歳よりも老けているような印象でびっくり。でも、ただのシニアじゃないところが彼らしい。

それから、我が愛しのローレンス君のいとこであるフレディ・フォックス(エドワード・フォックスの息子)が、きれいなゲイの青年役で出演しています。彼は『ルイス警部』のシリーズ6の2話「女の自立と恋」に生意気なオックスフォード大学生役で出演してましたね。Fox一族にしては背が低く、個性はあるけれどインパクトに欠ける感じがしますが。あと、『Law&Order UK』でなんでも素早く調べちゃう係を演じている太った女優さんが、シャンという田舎町の肝っ玉姉ちゃんみたいな、すごくかっこいい役で出演してましたよ。
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